コユウダラ雑記

 自らの満足のために不定期に書き込むものであるから、過分な期待はしないでもらいたい。

Tenerezzaをクリアした話

 『Tenerezza』というゲームがある。アクアプラスより発売されていた3DARPG作品である。本作はカメラワークやら何やら、各種プレイに難のある仕様が存在するものの、遊べば遊ぶほど愛おしく思えてくるものだから不思議だ。

 ダメな子ほど可愛いという奴だろうか。

 ともかく、そんな『Tenerezza』を久方ぶりに引っ張り出してきてプレイしたわけだが、どうも2年前に『魔の森』攻略に挫折して放置していたようだった。というのも、『魔の森』というのは正しい道順に進まなければ目的地にたどり着けないタイプのマップなのだが、何回か道を間違えると主人公が「森に詳しい人が居ればいいのにな」的なことをボヤくわけだ。私はそれを攻略のヒントと直感して、その「森に詳しい人」を『魔の森』の外で探し回ったわけだが、残念そんな物は存在しなかったのである。そこでプレイを投げ出していたというわけだ。

 まぁ、なんやかんやあってそこは普通に通過したよ。当時の私が何故あそこまで苦労したのか理解しかねるくらいにあっさりと。

 

 で、その後は特にプレイに行き詰まることもなく、ラスボス戦を目前に控えるまで進めてきたわけだが、そこでレベリングしたい欲が湧いてきた。経験値の為に『ミトラス神殿』の周回プレイに奔走。その時の様子が以下の画像だ。

何を思ったかドラゴンを狩り続けている図。なおこれはボスではない。

 神殿最奥のボスの経験値が200000あるので、まあそこそこの稼ぎになるのだ。なので倒しては復活させ倒しては復活させを繰り返していたのだが、二時間ほどやっているとだんだんレベルの伸びも鈍化してくるし、何より飽きてきた。

 

 というわけで、サクッとラスボスを倒しに行ってクリア。

 レベリングの成果か、特段苦戦することもなかった。『魔の森』でのシャーロムSE戦の方がよっぽど苦戦したように思う。理不尽な床抜けで即死するのでイライラすんのよな、アレ。

 そしてエンディングが流れてゲームは終了。エンディングテーマがそこそこ良い曲で、今までのゲームプレイを思い出しながら眺めていると少し泣きそうになった。

 

 さて、完走(してない)した感想ですが、普通に面白いゲームだったと思いますた。

 巷での評価は情報が少ないので何とも言えんが、若干の難はありつつも普通に楽しめたので、個人的には良いゲームだったとだけ。やる気が出ればレベルをカンストまで上げて、回収要素をコンプしたいところだ。

 

 それではまた。