コユウダラ雑記

 自らの満足のために不定期に書き込むものであるから、過分な期待はしないでもらいたい。

国葬反対と叫ぶ若者らの短絡的知性

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 デモ、大いに結構なことである。やること自体は言論の自由により保証されている。が、往々にしてこのようなデモ行進を行う者たちというのは、非論理的で短絡的であり、メディアの扇動に抗うことなく飲まれる知性の持ち主であることが多い。つまりは、自らの考えを持たぬストローヘッドなのである。

 それは上記記事『日本各地で学生が国葬反対デモ』に書かれた学生もまた同様である。

 彼らはメディアの作り出した『悪役像』を信仰する、一種の宗教的コミュニティに属している。

 

 〇〇というやつは▢▢だから悪である。よって攻撃してもよい。

 

 この教義に則って、裏も取らず、調べもせずに他者を攻撃することができるのが彼らだ。ここでいう『他者』は、『国家』『宗教』『会社』『芸人』『一般人』のような、組織的なものから個人的なものまで指す。

 

 さて、彼らの至上命題は『攻撃すること』のみにあって、した後のことなど何も考えていない。

 例えば『打倒岸田政権』と言うが、岸田政権を打倒したその後の展望について何かしらの考えが彼らにあるのだろうか?

 

 結論、そんなものはない。

 

 敵を倒すのは良いことで、そうすれば自ずと良い未来が訪れる。なので後のことは考えない。もしくはその時になって考える。

 これが彼らの唯一の思想である。

 

 このような連中が過去様々な革命を引き起こし、散々迷惑を振りまいたことは歴史にも書かれている。書かれているにも関わらずこの始末だ。

 愚者は歴史からは学べないとは本当のことだったか。いや、本物の愚者は経験からも学べない。日本赤軍がそれを証明してくれた。

 

 なので彼らのような人間は、自分たちの行動を顧みない。反省しない。「自分たちは悪くない」のだから、当然である。

 

 なお、このように論理的ではない主張をする集団の中に、バイトが混ざっている事実は留意するべきである。

 今回のデモにおいてはどうかは知らないが、学生というのは基本的にノンポリである。実際自分がそれに関わっている自覚がないのだから当然であるが、ともかく主義主張がないので、金を積まれさえすれば依頼者の都合の良いスピーカーになることを厭わない。学生は刹那的金銭観で生きているので、目先に金があるならば迷わないのである。

 こうした事情からデモ隊のサクラバイトは極めて多く、常時横行している。

 

 よって、デモに参加した人間の総数は意見の総数とは一致しないのでアテにならない。

 

 デモを行うこと自体が胡散臭くみられる要因はそこにあって、彼らは自らの首を自分で締め上げているのである。

 

 

 

 このような言論活動に支持が集まらない、という現状を作ることを望む人物が居て、自ら出資し操作しているという与太話がよく散見されるが……考えすぎか、どうなのか……。